人間福祉学科 2011年度卒 梅田 拓哉さんインタビュー

卒業生インタビューとして、今回は2011年度に人間福祉学科卒業の梅田さんのインタビュー記事をお伝えいたします。

インタビューの前半では4月から新しい職場で働き始める前の梅田さんに、目白大学入学のきっかけや在学中のやお話をお伺いしていきます。

野球優先だけど、全て楽しみたい

入学のきっかけは母と学長先生と野球!

梅田さんご本人

野球や大学時代には小・中学校のご友人と野球のサークルを作ったことや住んでいる埼玉のお話のあとに、目白大学入学のきっかけを梅田さんにお伺いしました。

インタビュワー(以下イ):梅田さんには、なぜ目白大学の人間福祉学科に入られたのか、入学のきっかけなど理由を始めにお伺いしていきます。よろしくお願いいたします。

梅田拓哉さん(以下梅田さん):はい、よろしくお願いいたします。

そうですね、なぜ目白だったかというと、僕が目白に決めたのは指定校推薦があったからなんですね。高校時代に指定校推薦があるということを知ったことが一つです。

実は元々違う大学に行きたかったんですよ。その学校に行く形で動いていたんですけど、高校3年生のときの三者面談で当時の担任から何か手に職をつけたほうが良いんじゃないのと言われまして、たまたま母が目白の女子高、短大の出身だったんですよ。たまたま、目白大学の指定校推薦の枠があって母親としても自分の母校だし、目白に入学は良いんじゃないのと薦めてくれました。

福祉だったら食いっぱぐれないし、これからどんどん求められる仕事だからと、親と先生の意見で目白に決めました。ただ、本当に目白に入学を決めたのはオープンキャンパスに行って、当時の学長先生と母が知り合いで、学長先生からも良い大学だからぜひおいで、と仰って頂きました。そこで声を掛けて頂いたのがきっかけですね。あとは、都内という環境に憧れていたのもありました(笑)

最初、新宿キャンパスの最寄り駅の中井ってどこなんだと知りませんでしたが、元々野球が好きで東京ドームに行っていたり、都内に出ることには抵抗が無かったので、アルバイトしてお金を貯めて野球を自由に観に行けるとも思いました。

親や先生からの話を聞いて、目白に決めました。

目白大学入学後のカルチャーショックや野球ありきの生活

イ:では実際に目白大学に入ってみていかがでしたか?

梅田さん:そうですね、僕は埼玉の少し田舎の出身でずっと育ちました。ですので、まず、目白大学に入って東京に行ったときは、こんなに東京って自由なんだとすごいカルチャーショックがありましたね。今まで通っていた私立高校の規則が厳しかったので、こんなに自由で良いの!と思いました。

入学後に友人が出来て、大学が楽しいなと思ったり、いろいろなことを学べたり出来るなと感じました。目白は都内で環境も良かったので、目白に入って良かったなと感じましたね。学校の場所から少し行けば、高田馬場、新宿、池袋とアクセスも良かったので、遊ぶ場所には困らなかったです。自宅から大学まで片道2時間ぐらいかかりましたが、行って良かったなと思います。唯一、サークルには入っておけば良かったなと感じます。

イ:大学のサークルは入られなかったかもしれませんが、小・中学校のご友人と野球のサークル作られるわけじゃないですか?

梅田さん:大学に入ったときに、野球も続けていきたいよねと話す仲間が多かったので、地元の気心知れた仲間たちでチーム作ろうとなって作りました。あと、僕は弟がいるんですが、当時弟が硬式の野球チームに入っていたので、コーチを頼まれましたので、土日は野球漬けでした。

イ:野球とともに梅田さんがいらっしゃる?

梅田さん:そうです、そうです、時間とお金があればいつも野球をやってたいぐらいです。野球に人生を捧げても良いぐらいです、そんな大学生活だったと思います。特に勉強をすごい頑張ったわけじゃなくて参考にならないかもしれないけど、すみません。

イ:一つのことに集中出来る、梅田さんは素敵だなと思います。

梅田さん:いえいえ。僕の中では、ただ勉強だけやるのが嫌でした。勉強も遊びもどちらもやるということは思っていたので、平日は学校、休日などは野球と区別をつけていました。野球を生活から削るということは概念的に無くて、弟のチームのコーチもそうですが、やるなら絶対的に野球もやりたい、学校生活を野球ありきで考えていました。なので、多分皆さんとは逆かもしれません。もしかすると普通は学校がまずあって次に野球ですが、僕の場合は野球をやるための時間がまずあり、ほかの時間で学校という形でした。野球が一番、勉強が二番という感じでした。

今の仕事にも繋がる地域福祉のゼミの活動

当時の様子を説明して下さる梅田さん

イ:ほかに梅田さんが大学入ってから、印象的だったことはありますか?

梅田さん:そうですね。3、4年生のゼミですね。僕は地域福祉を専攻していたんですけど、当時のゼミ仲間と新宿キャンパスのある中井地区の高齢者の方々と子供たちとのコミュニケーションのためにマッチングさせて、昔の遊びをやっていくイベントを学生中心でやっていました。学生中心でやっていたので、仲間とやったということは印象に残っています。会場を借りたり、近所の学校にチラシを配ったり、近所のお宅にポスティングしたりと一つ一つが大学生のゼミの研究っぽいなとは思い出として残っています。成功したときは、嬉しかったですね。近所のおじいちゃん、おばあちゃんたちから楽しかったよと言ってもらえたり、近所の子供たちが参加したりしてくれたときはやって良かったなと思いました。今でも介護という同じ福祉の仕事をしていますが、専門分野として仕事していますね。

イ:梅田さんはゼミに入られているとお聞きしましたが、在学生にもゼミに入ることをお薦めしますか?

梅田さん:はい、入った方が良いと思いますね。僕はゼミに入って仲間との絆は深まりましたし。目白って1年生からクラス制なんですよね、僕自身1年生のときに同じクラスだった友人とは未だに繋がっています。仲良くなった関係性が築けているので、ゼミに入ったことでいろいろな人と関わることが出来たり、クラス内だけではなく、ほかのクラスの人とも仲良くなれたりするので、ゼミはぜひ入った方が良いかなとは思います。

梅田さんの大学でのインターンのお話から卒業後のお仕事、在学生に向けての一言はインタビュー後半に続きますので、下記からぜひお楽しみください。