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就職活動のエントリーシートや文章を書く上でのポイント
自己PRは実はただの自己紹介じゃない
自己PRは履歴書・職務経歴書(社会人の方は)・就活生ではES(エントリーシート)など、様々な場面で書いたことがある人も多いですよね。アルバイトを受けるときは履歴書は書いたことがある人もいると思います。そこで落ちてしまって、「何で自分は落ちるんだろう」と思った人もいるかなと。そもそも、落ちるというのは相手のニーズ(求めている人物像)に合っていないということなんですね。
自分のお店や会社に合っているかどうか、全体の雰囲気も採用担当者は見ています。雰囲気が合わないと感じられた場合は、ご縁が無いので諦めて次にいった方が良いですが、受かるなら受かりたいですよね?
ではどうすれば良いのか?次の項目もご覧下さい。
就活の文章は相手にメリットのある書き方をしよう
自己PRの場合 解説付き
自己PRをただの自己紹介と勘違いしていませんか?
例えばあなたがサークルの部長をやっていて、「私は〇〇サークルの部長をしていて、みんなをまとめる力があります。」と書いてしますのはNGです。
まずは、企業に入社する人は大勢います。大手企業はもちろん、中小企業でも何十人程度などの少なさではありません。その中で同じようにサークルの部長をやっている人も山のようにいます。企業の採用の人は「また、サークルの部長か…今日何人目だよ」とそれだけで相手が判断する材料を失わせます。悲しい。相手にとって、メリットのある自己PRの方法は、同じ経験をしていても分かりやすく読みやすく文章を書くことです。例えば、次をご覧下さい。
「私は100人規模の〇〇サークルの部長をしています。サークルでは、月1回、サークルに所属しているメンバーからサークルがより良くなるにはどうしたら良いのかのアイディアを出して頂いています。私と副部長2名と会計2名で協力して意見をまとめて、サークルの方針や活動を決めております。意見の交換やまとめることには慣れているので、貴社の〇〇の仕事の内容のお役に立てると考えます。」
では、赤字部分を説明していきますね。
- 100人規模→具体的な数字を出せて規模がはっきり分かる文章を提示している
- 月1回→具体的な数字を出せて、サークルの頻度が分かる文章を提示している
- メンバーからサークルがより良くなるにはどうしたら良いのかのアイディア→メンバーやサークル内の強調性を意識出来ていることをアピールしつつ、自分が所属しているコミュニティが良くなるようなアピールをしている
- 副部長2名と会計2名で協力して意見をまとめて、サークルの方針や活動を決めて→周りとの協調性があるようにアピールをしながら、自分が所属しているコミュニティが良くなるようなアピールをしている
- 意見の交換やまとめることには慣れているので、貴社の〇〇の仕事の内容のお役に立てる→他者の意見を聞きつつ、まとめが出来るのに慣れていること、企業側のメリットを自分なりにとらえてアピールしている
意識して欲しいのは
- 数字で示せるところは数字でしっかりと相手に伝わるように書く
- 相手にメリットがあることを自分の経験に基づいて書く
この2点だけ意識するだけでも相手に響く文章が書けます。
続けて志望動機についてもお伝えします。
志望動機の書き方
就活で近いからこの会社に通いたいと、アルバイトでも落とされそうな志望動機を書きたい気持ちもわかります。ええ、わかりますとも。ですが、もちろん落とされます(笑)
自己PRと同じように、志望動機も会社にとってメリットのある志望動機を書きましょう。物語調に出来れば一番良いので、一つの志望動機をしぼって物語調の文章にしましょう。
「貴社を志望した理由は、一つの出会いでした。大学2年生のとき、貴社の商品である〇〇に触れたことです。私自身、〇〇(楽しい、面白い、嬉しいなどポジティブな感情)で素晴らしい経験が出来ました。私自身の〇〇(志望する会社と共通する強み)な経験を活かせるのは貴社だと思い志望しました。」
- 一つの出会い→冒頭で何かが起こるワクワクに引き込む書き方 最初は簡潔に書く。
- 貴社の商品である〇〇に触れたこと→既に志望する会社の商品(サービス)に触れた経験があることを伝える
- 私自身、〇〇(楽しい、面白い、嬉しいなどポジティブな感情)で素晴らしい経験→志望する会社の商品へのメリットを体験価値によって、分かりやすく記載している(〇〇だったらから楽しかったと詳細に書ければよりGOOD)
- 私自身の〇〇(志望する会社と共通する強み)な経験を活かせるのは貴社だと思い志望しました。→自分自身の強みを活かして、志望する会社にとってメリットを示している(ここも具体的に書けるとよりGOODで、志望している会社のオリジナルの部分に踏み込めていると、その後面接に進んだときも話せる)基本的には入社後のイメージを書く。
自己PRと同じで分かりやすく物語仕立てで数字で出せるところは出し、出せない場合は具体的に感情を出して書けるとより人事担当や採用者に響く文章が書けます。
ぜひ、どんどん書いてみて、ただの自己満足ではない、あなただけの物語でアピールしてみて下さい。