三上ゼミの学生&先生の1日スケジュールに密着!遠隔授業と対面授業についてインタビュー!2

三上ゼミの学生たちのインタビューはこちら

ここで、生徒同様担当教員である三上先生にもスケジュールと今の授業体制について伺ってみました。

三上先生のインタビュー

とある日の三上先生スケジュール

Q.対面と遠隔どっちの方が大変ですか?

A.対面は今までやってきていたから、リモートはやったことがなくて新たな経験、試みで手を焼いたし、本当にできるか不安でした。

Q.手を焼くというのはどう言った点で??

A.5、60人で顔が見られないことに加え、Zoomを使う事も初めてだったことです。

Q.生徒も初めてだったけど、先生達も初めてだったって事ですもんね。

A.そうですね、人類が初めてだったのだよ。大袈裟にいってしまうとね。

(一同笑い)

使っていた人もいると思うし、テレホンミーティングの経験はあったけど、毎週のリモートに加えて、授業資料もつくらないといけないというのはやったことがなくて大変でした。それに、Google classroomも使用経験がなかったので、どう使うのかも分からなかったね。

Q.実際、先生からして対面と遠隔では勉強的にどっちがいいのでしょうか?

A.お互いに良い点も悪い点はあるよね。

遠隔だと、授業中に何をしているか分からないこととか、Zoomだと1人で話していないといけないのはなかなか辛いなと感じることが多いです。

Q.確かに何時間も画面に向き合うのは大変ですよね。

A.そうですね、なかなか大変でした。本当に分かっているのかなって不安に思っていました。

Q.逆に遠隔のいい点は?

A.文章表現の授業では、文章の添削とか表現方法の学びがしやすくなった所ですね。以前は一人一人に対して添削をしていたのだけど、遠隔では他の生徒の文章を画面共有して、どういう添削をしたら良いのか等、色々な表現方法を学生に共有できたことが良かった点だと思います。今までは対1だったものが、対大勢になった。

他にも課題発表等では、きちんと(生徒が)自分の発表を一人一人共有してくれることとかもいい点でしたね。Google Earthの課題を出したりしたらみんな上手く発表してくれました。今までも発表はスピーカーに繋いだことはあったけど、Zoom等のデジタルソフトとかデジタルメディアに触れる機会が増えたことが良い点ですね。

他にも、ゲストスピーカーを呼びやすくなりました。わざわざ足を運んでもらう必要が無くなったので、リモートならって承諾してもらえることもあったりします。

だから今まで気付かなかった部分が見えてきました。リモートのいい点というか。

ただ大学側は対面にしないといけないからね。

Q.やっぱり(対面で)会いたいですか?

A.どっち(遠隔も対面)も大事だけどやっぱり会っていたいですね。人間だから3Dで会わないと。あんまり画面越しって言うのよりは感覚的に良くないかもしれないよ。(笑い)

Q .1日の中で何をしているのが好きですか?

A .そうですね…研究室でコーヒーを飲んでいる時ですかね。

学生アンケート

同窓会誌作成にあたり、三上ゼミ以外の学生にも授業に関するアンケート調査を行ってみました。回答数は全部で12件と僅かでは有りますが、学生のリアルな意見を聞き出すことに成功しました。

Q. あなたが対面授業について思っていること等教えてください

A.

  • 遠隔を体験してからだと、憂鬱なイメージが強いです。
  • 足が重たい 質問等しにくいなと感じます。
  • 友達と話せて、体感時間があっという間に感じます。
  • 課題が遠隔の時と比べて大変でなくて良い。
  • 密だと感じるときが多々あります。
  • 対面の方が授業をしている感が強いですね。
  • 何より友達と直接会って、話す機会が増えるのが嬉しいです。

Q. あなたが遠隔授業について思っていること等教えてください

A.

  • 登校時間が削られて、時間の有効活用ができる反面、大学にお金を払っている意味も問われるのかなと感じました。
  • 課題が多いなと感じます。
  • 集中力が高い状態で受けることができるなと思います。ただ、課題を後回しにしてしまいガチになります…。
  • グループワーク等がない授業は一方向になりがちと感じます。
  • 課題の量も多く、授業を行う先生によって授業の質に差があるなと思います。
  • 家から受けられるため、楽な授業方法だと思います。
  • 講義系は遠隔のままでいいのではないでしょうか。

メディア学部メディア学科 三上ゼミ 編集部2年 津久井秀空棚澤未帆、横尾俊樹 田上茉果奈